埼玉県の建築塗装は田口塗装、施工事例201。
田口塗装の住宅塗装、職人の仕事ぶりは塗装現場が語ります。見れば分かる工程写真。
事例集5 >> 施工事例201

この事例は、施工写真をあまり撮ることができませんでした。そのかわりに、点検と施工のご提案を詳しく書いています。また前回塗装の手抜き工事の様子なども指摘しておきました。(それぞれの写真をクリックすると、拡大表示されます)
【外壁(モルタル)状況】 クラック(ひび割れ)の発生が見られました。前回塗装工事時の内容は不明ですが、クラック修繕の施工方法に問題が有ったと判断致しました。ここまでのクラックは、コーキング処理だけでは無理で、樹脂モルタルを用いた補修工法が必要です。この場合、クラック修繕跡が残る事を御理解下さい。
【雨樋状況】樋受け金物に、錆の発生が見られました。前回の塗装時、この箇所に錆止め処理を行っていない事が点検でわかりました。オーナー様との打合せにより撤去・新規交換という御見積りとさせて頂きます。経験上、この上から塗装をしても永くは美観を維持出来ないと思います。交換という選択肢は妥当だと判断致しました。【木製窓枠状況】腐食が進んでいました。弊社ではこのままでは塗装不可能と判断致します。【玄関上霧除け状況】今回の点検でわかった事ですが、トタン部分が浮き上がっていました。このままでは塗装不可能と判断させて頂きましたので、この上からガルバリウム鋼板を被せるカバー工法が妥当とご提案します。【下屋根(瓦棒)状況】やはり錆止処理がされておらず、1層塗りで終わっていました。わずか1㍉にも満たない鋼板ですので、このような工事では必ず腐食して、錆びが酷くなり穴が空いて、雨漏りの原因となリます。セラミック樹脂製ウレタン塗装が妥当でしょう。
【雨戸・戸袋状況】多少の汚れが見られた程度でした。足場を設置しての外壁塗装工事ですから、この際に雨戸類の塗装もお奨めします。美観的見方に加え、建物塗装のローテーションから考えても紫外線・雨水等から守る為に塗装はいずれ必要になります。【木製窓枠状況】当社パートナー工務店とオーナー様の打ち合わせで、この部分はカバー工法を考えているとの事でした。他の木枠部分も同様です。【窓上水切り状況】配線を止める為に、水切りの上から釘を打ち込んで有ります。この工法では必ず釘穴からの浸水という現象に繋がります。直ちに撤去してコーキングにて穴埋めをするべきだと判断致しました。
以上、施工前点検
【外周廻り状況】お寺様の敷地内(通路)に足場を設置しなければならない状況です。お寺様からの御了承を頂いて貰う事を御理解下さい。また、この立地条件では足場設置時・解体時に御近所様へ干渉してしまう為、御近所様からの御了承を頂く事も必要になります。

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