事例集6 >> 和室塗装
和室、京聚楽壁の塗装と木部灰汁洗い、その他リフォーム
日頃よりご贔屓いただいている、大切なお客様です。このたびは、京聚楽壁の塗装と木部灰汁洗いを施工いたしました。聚楽壁は部分補修ができません。全体を塗り替えるのは大工事になりますので、今回の塗装施工となりました。コテ塗りに劣らない仕上がりに、施主様もご満足でした。

塗装前点検写真

生活の中で付いてしまったと思われる傷が見られました。この様な傷が複数箇所有ると考えられます。下地調整時、樹脂モルタルをローラー工法にて平滑に塗布する事で、傷等も消えると弊社では判断致しました。その後、吹付け工法に取り掛かる事が大切です。

電気スイッチ廻りに手垢と見られる汚染が見られました。手垢には油分がある為、清掃時に出来る限り払拭し、且つ下塗り時に塗布するシーラーを充分に浸透させる工法で、手垢に含まれる油分も抑えられると弊社の経験から判断致しました。仕上げには現在の質感・美観を損なわぬ様、聚楽吹付け工法を取り入れたいと考えております。

囲み部にカビの発生が見られました。今回の工事に使用します塗材は防カビ効果に期待が持てますので、今後はお手入れも楽になると考えます。

こちらの面にもカビの発生が見られました。他の箇所にもカビが発生しているという事は、換気に問題があると考えられます。今後は換気をマメにするよう心掛けて下さい。

生活の中で付着してしまった汚染が堆積しておりました。

長押より上の壁にも汚染が見られました。

和室天井状況(木製)無垢製なのか現在では判断が付きませんので、施工時に調査が必要となります。又、日焼けによる汚染等も見られた為、出来れば漂白作業を行いたいと弊社では考えております。

和室長押状況(木製)目には見え難いですが、手垢等が付着している事が予測できます。壁が綺麗になると、長押の手垢等の汚れは目立ってしまうと考えております。アク抜き・漂白・ワックスにての工程が必要であると弊社では判断致しました。

和室柱状況(木製)囲み部に変色が見られました。新築時に、この和室全ての木製部でアク洗い作業が行われていないのではないかと、弊社では考えております。

畳上げ後、写真

灰汁洗い、施工中

灰汁洗い、施工中

エアー清掃、施工中

下塗り、施工中。ミラクファンドKC-1000使用

シーラー、施工中。ミラクシーラーエコ使用

中吹き、施工中。ベルアート・AC-1584使用

中吹き、完了写真。ベルアート・AC-1584使用

上吹き、施工中。ベルアート・AC-1584使用

京聚楽壁、塗装完了。ベルアート・AC-1584使用

ワックス1回目、施工中

ワックス磨き、1回目施工中

ワックス2回目、施工中

ワックス磨き、2回目施工中

畳入れ(復旧)完了

経師色打合せ、写真

仏壇下、経師張り、施工中

押入れ襖、施工完了
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