前回の塗装が不適切だった事例です。屋根日本瓦のモダン和風の家です。残念ながら、技術不足・手抜き工事であったため、せっかくの和造り意匠が生かされず、塗装リフォームとはいえない状況でした。 塗装の知識・技術がないのか、塗装すべきでないところに塗ってあったり、適材適所の塗料を使っていない、杜撰・でたらめな工事の跡です。
そのような工事ですから、当然1回塗りで錆止め等の下塗りが省かれています。その上、木部等に外壁用塗料を塗っています。これは故意の手抜きでしょう。 既存の塗膜を完全に剥離することはできないので、この上から塗装するしかありません。前回の手抜き塗装が後々に影響を及ぼす例です。これでは家を甦えらせる塗装どころか、塗装することで反対に家の寿命を縮めることになりかねません。 (写真をクリックすると、拡大表示されます)
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