じゅらく壁の補修事例です。この部屋は、檜無垢材柱の真壁づくり・京じゅらく壁仕上げの伝統的日本間(和室)です。(大きい写真は施工前、小さい写真が施工後です)
じゅらく壁を吹き付けで補修し、柱をアク洗い・ワックス掛けしました。これらの技は、社長が修業時代に苦労して身に付けたものです。田口塗装の財産として、後進に伝えていきたい技術の一つです。
じゅらく壁の部分補修はできないので、塗り替えることになります。しかし、腕のある左官が少なくなったため、鏝で平滑に塗ることが難しい時代となりました。
この工法は鏝塗りに代わるものです。吹き付けで、じゅらく壁の質感を再現します。吹き付けといっても、やはり鏝塗りと同じく、技術の差が如実に出てきます。
吹き付けで補修できるというと、施主様も最初は半信半疑のご様子でした。でも仕上がりをご覧になって、鏝塗りと比べても遜色がないとご満足いただけました。
塗装は伝統工芸を自負する田口塗装といえど、この工法ができるのは社長を含めて二人しかいません。
施工の詳細は公式サイトのページをご覧ください。(http://www.taguchitoso.com/jirei3/jurakukabe.html)