適正価格でなければ、家を守る塗装はできません

不成約になったお客様からのアンケートです。なんと、競合他社様より5割も高い見積もり価格とのご指摘です。
koe
当社のお見積りは、各塗料メーカーの設計単価、規定の塗布量・希釈率で計算した価格となります。また遮熱塗料と通常の屋根塗料の価格差は、30000円から多めに見ても50000円程度です。
当社のお見積りは、設計単価(塗料メーカーが公開しています)より、さらに30%ほど安く設定しております。実質的に通常屋根塗料と遮熱塗料の価格差はないといってよいでしょう。

仮説足場料金は標準的な単価です。当社は仮設足場の部材を所有し、足場組立等作業主任者もおりますから、自社で足場施工できます。現状は塗装の依頼が大変多く、ほとんどの仮設足場は専門業者様にお願いしています。料金に大きな変わりはありません。
作業効率と社員の安全対策のために、仮設足場はとても大切な工事です。値引きの材料にするようなことがあってはならないと考えます。こちらのお客様の声をご覧ください。遮熱塗料と足場の事についてのご感想を書かれています。

仮説足場の単価と遮熱塗料の価格差だけで、全体の見積もり価格が50%も違うということは、とうてい考えられません。同じ施工内容・施工手順で総工事費を半額にした場合、利益どころか大幅な赤字になります。他社様でも同じ条件かと思います。
仮に50%OFFの価格でお引き受けしたら、なにより職人のやる気に関わります。自らが納得する仕事はできないでしょう。当社の社員は自分の仕事に誇りを持っています。
当社の標準施工工程(ホームページの事例をご覧ください。塗装工程のすべてを公開しています)による工事でなければ、保証も付けられません。

他社様はどのようにして利益を出しているのか。見積りを拝見してないので、何とも言えないのですが、設計単価を無視した数字であることは確かです。塗装の見積もり価格について、こちらのページもご覧ください。

ことさらな安値で煽り文句ばかりの塗装会社を沢山見かけます。安い数字を見て信じたい、認めたいという気持は分からなくはないのです。
でも、あらゆる商品・サービスには、適正価格というものが必ずあります。「理由(わけ)あって安い!」といった売り言葉の、理由の部分が問題です。
楽天優勝記念セール77%OFFの価格詐称のようなものでなければよいのですが……。

設計単価は塗料の性能を保証するための価格です。でも結果が明らかになるのは、5年後、10年後のことになります。無理な値引き工事で後々を考えると、割り切れない思いは残ります。
手前どもの誠意は通じていると思われるだけに、なにか釈然としない気持です。ご縁がなかったと考えるしかないのでしょうね。