住友不動産「新築そっくりさん」と競合、不成約になったリフォーム

「新築そっくりさん(住友不動産)」様と競り合って負けた案件です。奥様は手前どもに頼みたかったそうですが、旦那様とご意見が合わず、住友不動産様に決まりました。
旦那様とは直接お会いできないまま、お見積りもプレゼンテーションも、もっぱら奥様にだけでした。その辺が敗因でしょうか。

なにしろ全国規模の不動産屋さんですから、営業力、広告投下量・販促ツールは私たち施工会社の比ではありません。全社員営業職(大会社)と全社員職人(中小企業)、その差でもあるのでしょう。
技術を持つ専門職が直接、ご要望にきめ細かく対応する、私どもの誠意は伝わったと思いますので、次回に期待します。

不動産屋さんは中古物件を売買する時に、リフォームを頼まれることがあるため、下請け施工会社の手配はできます。「新築そっくりさん」は、そこから始めたリフォーム業のようです。
でも下請けに丸投げで現場管理はしないので、一式いくらのパッケージ料金となります。担当は営業職ですから、建物の現況に応じた積算をする技術がなく、完全定価制(=どんぶり勘定)になるのです。