田口塗装、社長のひとり言

近ごろ所用に追われて塗装の現場から遠のいていますが、この事案では最初から最後まで立ち会いました。久しぶりの現場で社員の仕事を見ていて、気づいたことがあります。塗装に関する私の技術・知識が、社員に比べて古くなって来ているんじゃないかと……。
jirei
社員たちは積極的に貪欲に、新しい塗料の知識と塗装の技術を取り入れ、日々研鑽しているのです。いつの間にか差がついてしまったようです。
私が指示したわけではありません。自分たちで自覚して、努力・勉強しているのです。当社スタッフのことながら、見上げたプロ意識といえます。

誰にもできそうでいて、なかなか上達は難しい。職人技はそんなものです。私自身、日本の塗装は伝統工芸だと思っていますし、社員にも常々そういってきました。
私が伝えて来た技術や心構えを、受け止めて自分のものとし、さらに超えようと技を磨いている社員たち。

田口塗装のクォリティはしっかりと受け継がれています。感心するとともに、嬉しいようなちょっと寂しいような複雑な心境でした。