田口塗装では、外壁塗装・屋根塗装のご依頼があると、必ず建物の現況を調査点検の上で対処方法をご提案しています。ただ単に上から塗料を塗るのが塗装ではありませんから。
点検してみると、下地の修繕リフォームが必要な事案が数多くあります。そんな中でシロアリによる被害を発見することもあります。これは防蟻工事の記録です。
玄関スラブ施工前
玄関スラブ、下地調整施工中
玄関スラブ、シロアリ防除薬品散布施工中
玄関スラブ施工完了
土台施工前
土台下地、調整施工中
シロアリ防除薬品散布施工中
土台施工完了
ベタ基礎施工前
ベタ基礎、シロアリ防除薬品散布施工中
ベタ基礎施工完了
カテゴリーアーカイブ: リフォームの事例
老人ホーム浴室のノンスリップ工事
コロニアル屋根塗装の縁切り工程(タスペーサー使用)
最近、塗装会社のホームページで、タスペーサーの説明をよく見かけると思いませんか。田口塗装ホームページ施工写真で、タスペーサーによる屋根縁切り工程(平成21年/住宅塗装施工事例15)をご紹介する以前は、ほとんど見られなかったものです。
その頃は縁切り作業を省いているところ(格安塗装)が多かったと思われます。また縁切り工程を行うところでも、タスペーサーはそれなりの費用がかかりますから、使う塗装会社は少なかったのでしょう。
確実な縁切りを行う塗装会社が増えたとしたら喜ばしい事です。それが当社のホームページがきっかけだとしたら、ちょっと誇らしいですね。
こちらは前回の屋根塗装時に縁切り作業不備があった写真です。これでは屋根の内部に結露が発生してしまい、腐食の原因となってしまいます。
ケイカル板の軒裏にカビが広範囲に発生しています。縁切り作業の不備(手抜き)で、屋根内に湿気がこもった事が原因と考えられます。
別件のベニヤ板素材軒裏です。放置していると下地自体が腐食してきます。やはり塗装では対処できないため、大工工事が必要になります。
シロアリ駆除
このシロアリ駆除の事例は、外壁塗装・屋根塗装のお客様でした。塗装のための現地調査・点検に伺うと、手作り風な木製物置がありました。建物本体に接しているため、外壁塗装時には解体しなければなりません。塗装後に復旧するかそのまま撤去するか、未定のまま調査報告・見積もりをお出ししました。
ところが、塗装工事のため物置を解体・撤去したところ、予想以上に腐食が進行していたのみならず、シロアリを発見しました。写真撮影し、報告しましたが施主様は全く気づいてなかったとのことでした。急遽ご相談の結果、追加工事ということでパートナー施工会社から見積もりを取り、シロアリ駆除をいたしました。
上辺を塗り替えるだけではなく、リフォームから手がける田口塗装の施工事例です。
ロハス、エコロジーといった自然志向のためか、ウッドデッキやラティスのフェンスを取り付けるお宅があります。しかし、定期的なメンテナンスをする方はあまりいらっしゃいません。ほとんどの方は設置した後、雨水で風化するままに放置しています。
とくに日当たりが悪く湿度の高い地面に接する、製材したままの木材はシロアリの格好の標的です。DIY手造りもいいのですが、その後の手入れを怠っていると、建物本体にも致命的な被害が及びかねません。
自然素材だけに限らず、メンテンスフリーの建築材はありません。風雨紫外線による経年劣化は必ずありますし、汚れの付着、カビ・藻等微生物の発生は避けられません。
定期的な点検・メンテナンスが、建物の寿命を延ばし、快適な生活を維持する最善の方法です。上辺を塗り替えるだけでない、家を守る塗装を信条とする田口塗装が、リフォームからの塗装を提唱する理由です。