この事例はオール遮熱塗装、つまり屋根に加えて外壁も遮熱塗装しています。
田口塗装では、昨今の猛暑対策として、以前より屋根遮熱塗装をお勧めしてきました。いまでは屋根の遮熱塗装を標準仕様としています。
しかし外壁の遮熱塗装を特にお勧めすることは、していません。夏の日射による室内気温への影響は、屋根と開口部すなわち窓からが大半です。
屋根と窓の遮熱対策は効果がありますが、外壁に遮熱塗装しても、さほどの効果は期待できないことが理由です。
このたびの事案は、写真でおわかりのように、日差しの当たる方角の開口部(窓)が、あまりないお宅です。この構造では、日射による外壁面の蓄熱が予想されますので、今回の外壁遮熱塗装ご提案となりました。
田口塗装は、案件の立地条件・構造等を総合的に勘案して、最適な塗装をご提案しています。
外壁高圧洗浄施工中
クラック部補修施工中。カチオンタイト使用
クラック補修部プライマー処理施工中。水性ミラクシーラー・エコ使用
外壁(モルタル)下塗り施工中。水性クールテクトサーフ使用
外壁(モルタル)中塗り施工中。水性クールテクトSi・CT-406使用
外壁(モルタル)上塗り施工中。水性クールテクトSi・CT-406使用
外壁遮熱塗装工事完了。使用材料は、建築用塗料で国内トップのエスケー化研様が、住宅外壁用に開発した遮熱塗料です。もちろん専用の下塗り材を使用しています。
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防蟻(シロアリ)工事
お客様からのお手紙など
老人ホーム浴室のノンスリップ工事
外国政府機関の塗装
日本国内にある外国施設内建物の一部、および官舎の部分塗装を行いました(セキュリティの関係で写真は掲載できません)。ゼネコン系列会社等と競争入札の結果、田口塗装のプレゼンテーション・工事内容・実績が評価され、当社が落札したのです。
外国政府機関の敷地は、その国の領有地と見なされます。そのため小規模な修繕・塗装といえども、入札と工事は本国との契約になります。オリエンテーションと数々の規約、プレゼンテーションと契約書も、すべて英語ベースです。
当社は有限会社なので国際部はありませんが、ご協力いただける方があり、英文の企画書を提出いたしました。
私どものような、有名大企業でない埼玉県の小さな会社(でも技術と誠意には絶対の自信があります)が、このような仕事を受注できるのは、まったくインターネットのおかげです。本当にいい時代になりました。
今まで日本の公共建築は、談合や利権で動くのが常識でした。それがインターネットにより風通しがよくなって、コツコツとまじめに仕事に取り組む会社が、正当に評価されるようになってきたのです。
もっとも今回のように、外国の事案とか小さな案件だけの話で、震災復旧の談合を見れば国内の事情は相変わらずのようですが。