以前に塗装工事をしたお客様から、玄関タイル滑り止めのご相談がありました。本年2月の大雪のあと、雪のため玄関タイルの上で滑って転倒したとのことです。幸い怪我はありませんでしたが、危ないので何か方法がないかとお問い合わせです。
田口塗装は、家の状態に応じた塗料のセレクトをご提案する、塗装のコンサルティングを重視しています。それに留まらず、お客様が家に対して抱える問題を解決するリフォームも手がけます。
雪の日だけでなく、雨でも玄関タイルは滑りやすいものです。これから梅雨を迎えるにあたり玄関タイル滑り止めを、田口塗装の住まい問題解決の一環としてご紹介します。
玄関床タイル状況写真。築年数15年経過後の床ですので、この程度のシミや汚れの付着は妥当です。
玄関床タイル洗浄作業中写真。先ずは汚染の酷い部分にフッ化水素を浸しました。フッ化水素は専門の技術を持たないと扱えない薬物です。
玄関床タイル洗浄作業中写真。その他の部分はフッ化水素を浸み込ませた雑巾にて拭取りました。施工後は大気で中和され、環境への影響はありません。
玄関床タイル洗浄作業途中経過状況写真。半分位、洗浄完了です。この時点ではっきりとした違いが解かります。
玄関床タイル洗浄完了写真。15年分の汚れも完全除去出来ました。
玄関床ノンスリップ塗装工法作業中写真。先ずは基礎周りの見切りを刷毛塗りにて施工中です。
玄関床ノンスリップ塗装工法作業中写真。その後、ポリエステルファイバー繊維ローラーにて一回塗りにて施工完了です。
玄関床ノンスリップ塗装工法作業中写真。オーナー様にもお手伝いを頂き、無事終了です。
玄関床ノンスリップ塗装工法完了写真。質感・美観的にもタイル床のイメージを損なう事がない為、手軽にお奨め出来る新しい商品です。まだ、塗料名は公表出来ませんが、この先弊社では実用化に向けて考えております。
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さいたま市南区役所の小規模修繕工事事例
ベランダ防水工事のリフォーム
設計と施工、両方の瑕疵が原因で、ベランダ下の1階部屋に、漏水・浸水してしまった事例です。
建物の形状を見ると、ベランダとルーフバルコニー折衷のような形になっています。簡易な屋根を付けていますが、雨の吹き込みを防ぐことはできません。
防水・排水の点でかなり問題がある構造です。そのうえ、設計図面ではFRPでの施工となっていますが、実際は塩ビシート防水でした。
塩ビシートに浮きが見られました。立ち上がり部を5cm程度残してカットし、立ち上がり部にはウレタン防水をお奨めします。平滑面は全面撤去して長尺シート防水施工が必要です。剥がしたシートの下地にはウレタン層を一度塗らなければなりません。
ベランダ排水ドレン状況、丸く囲んでいる部分をドレンと呼びます。このドレンの不具合が今回の浸水の原因ではないかと考えます。端末部のコーキングに劣化や亀裂があります。
新規に改修ドレンを装着して、外側までL形に排水出来るよう工夫が必要と判断致しました。外側に露出するL形改修ドレンにはフードカバー(鋼板製)を付ける事をお奨めします。
ベランダ床、シート防水歪み部分張り直し施工中。剥がれ部分をシート専用接着材にて張り直しました。
ベランダ床、勾配の取り直し施工中。水を流し、勾配の確認施工中。
ベランダ床側溝部、トップコート施工中。サラセーヌT・グレー使用。
ベランダ床、ウレタン層施工完了。この上から長尺シートを貼ります。
大雪被害のリフォーム
2月8日の大雪のため、昨年春に当社にて外壁塗装・屋根塗装されたお客様で、カーポートが破損、雨樋にも被害が出ました。当社が駆けつけて修繕と撤去作業をした様子です。
雨樋状況、堆積した雪により雨樋が歪んでしまった状況です。
雨樋補修施工中。受け金物を手作業にて一本ずつ直しました。勾配も確実に確認済みです。
カーポート屋根解体。雪による影響で破損してしまいました。復旧不可能と判断をした為、今回は解体致しました。
カーポート屋根柱の穴埋め施工中。平滑になるまでカット及び削り等を行い、最後にモルタルを用いて穴埋めまで行いました。
不用品の処理作業中。鉄柱等を切断致しました。
不用品の処理作業中。切断後に処分致しました。
田口塗装へお客様からの評価
田口塗装へのお客様からのお声が、ついに100件に達しました。(公式サイトですべてご覧いただけます)
お声を拝見していると、塗装工事や塗装前の下地の修繕に対するご意見ご感想以上に、当社スタッフの評価に、筆を割いておられるお客様が多いように思えます。
技術・マナー・人柄・仕事への意欲が感じ取れる、また現場から明るい笑い声が聞こえる、といったことが書かれています。なかでも職長には、「さすがプロ」「プロ意識を感じた」というお声が寄せられています。
職長をはじめスタッフは、お客様が自分たちの仕事を見ていると意識しています。つねに真剣に仕事に取り組んでいます。技術も磨いています。これらの評価は社員の日々の努力に対するものだと、素直に感謝いたします。
仕事への励みになりますし、さらに良い仕事をしようと思う意欲にもつながります。多くのお声、ありがとうございます。