ウッドテラスを樹脂製に交換

このウッドテラスは、新築時に設置したものです。ところが、なんとわずか9年で、奥様が床を踏み抜いてしまいました。気づかないうちに腐食が進んでいたのです。

裏庭の湿気が多いところへ木製テラスを設置したのに、素木のままで塗装はしていません。特にメンテナンスのアドバイスもなかったようです。丸太と違い、製材した木は吸水性が高くなります。
ウッドテラス(ウッドデッキ)は自然素材の上、輸入木材では日本の風土に合いません。常に塗装等のメンテナンスを心がけないと、簡単に腐食します。シロアリの被害も心配です。
気分だけのナチュラル志向ではなく、DIYの意識を持って手入されることをお勧めしたいものです。

ウッドテラスの点検をしています。


樹脂製に交換をお薦めしました。


樹脂製のものに交換しました。


見た目はほとんど木製と変わりません。


これでシロアリの危険もなくなりました。

手抜き・格安塗装の実態(証拠写真)

ある事案の点検調査をしていたら、手抜き塗装の典型のような例がありました。ことに屋根は最悪の状態でした。


屋根の前回塗装は既に剥がれていました。肝心なプライマー処理がされていません。塗膜が薄すぎます。丸印が剥がれている箇所です。1回塗りの証拠写真です。


増築部、破風の状況。プライマー処理がされていない為、塗装が剥がれて来ています。
ベランダ床はクラックにコーキング処理をしてありますが、このような施工方法はありません。一時しのぎにしか過ぎません。ウレタン樹脂にてきちんとした防水工事が必要です。

手前どもからしてみれば信じがたいことですが、こんな手抜き塗装が現実に横行しているのですね。
やはり格安・激安塗装なんでしょうか、希釈率とかその他、手を抜こうと思えばいくらでもできますので。本当に3回塗りしていたら、こんな状態にはなりません。

でも、塗ったばかりの時は見分けがつきません。後になって分かることですから始末が悪い。そこが付け目なんでしょうが、まぁ他社のことなので実態は不明です。
異様な低価格には注意ぐらいしか言えません。こういう業者は必ず下請けを使いますし、下請けさんは人件費の安いアルバイトを使いますから、技術的に問題があるのかもしれません。

当社の施工事例(工程写真)をご覧になれば、技術力の差が分かります。もっとも、塗装の工程写真を公開しているところはほとんどないので、比較はできませんが。
社員が塗っているからこそ、公開できるのです。社員でなければ、工程途中で撮影はできません。

洗面・浴室のリフォーム

水廻りのリフォーム施工例です。ユニットバスと洗面・脱衣室の工事を、当社パートナー会社様に依頼しました。監修・管理・プランニングは田口塗装です。

ユニットバス解体施工中。

洗面化粧台、撤去後の写真。

撤去後は、建築廃材として処分します。

いままで隠れていた配管が、錆によって劣化しています。

いよいよ、ユニットバス化粧パネルの加工、施工が始まりました。

ユニットバス組立て完了。

つぎに、ユニットバス入り口を施工します。

ユニットバス施工完了、水をはり最終点検しているところです。

ユニットバスを上から見たところ。

そして、ジェットバス状況を最終点検。

洗面・脱衣室の完工写真。クロスは少し派手に光物を使用しました。その代りに、収納扉を茶系で押さえてみました。床はホワイト系にて仕上げています。