外壁塗装+内装リフォーム不成約のアンケート

不成約になった塗装・リフォームの事例です。家を建てた建築会社様が施工することになりました。
塗装と他のリフォームを同時に依頼された事案です。お客様の想定されたご予算と、手前どものお見積りの金額が違い過ぎました。
リフォームの費用に対する見方が甘かったと、お客様もご自身でおっしゃっていました。ことさらな格安・激安リフォーム広告の影響を受けられたのかもしれません。

手前どものお見積りは、厳密な積算に基づいておりますから、値引きすることができません。お客様のご予算に合わせるとしても、限界があります。無理にお引き受けしても、当社にメリットはありません。結果的にお客様にご迷惑をおかけすることにもなりかねないのです。

悔いの残る仕事はしたくないというのが、職人の意地だと思います。今回は見送りになりましたが、次回には手前どもにお声をかけてくださるということですので、よろしくお願いします。
ありがとうございます。

アルミテラスの工事

外壁塗装工事をしたお客様より、エクステリア(アルミテラス)の追加工事を頂きました。工事に対する嬉しいお言葉です。塗装以外のリフォームは当社が施工しないので、写真はありません。
(お客様のご要望で、活字に打ち直しています)

住友不動産「新築そっくりさん」と競合、不成約になったリフォーム

「新築そっくりさん(住友不動産)」様と競り合って負けた案件です。奥様は手前どもに頼みたかったそうですが、旦那様とご意見が合わず、住友不動産様に決まりました。
旦那様とは直接お会いできないまま、お見積りもプレゼンテーションも、もっぱら奥様にだけでした。その辺が敗因でしょうか。

なにしろ全国規模の不動産屋さんですから、営業力、広告投下量・販促ツールは私たち施工会社の比ではありません。全社員営業職(大会社)と全社員職人(中小企業)、その差でもあるのでしょう。
技術を持つ専門職が直接、ご要望にきめ細かく対応する、私どもの誠意は伝わったと思いますので、次回に期待します。

不動産屋さんは中古物件を売買する時に、リフォームを頼まれることがあるため、下請け施工会社の手配はできます。「新築そっくりさん」は、そこから始めたリフォーム業のようです。
でも下請けに丸投げで現場管理はしないので、一式いくらのパッケージ料金となります。担当は営業職ですから、建物の現況に応じた積算をする技術がなく、完全定価制(=どんぶり勘定)になるのです。


お客様から粋な贈り物です

お客様から小包が届きました。開けてみるとブドウの実がぎっしりと入っています。ブドウの葉とお手紙をそえて、外壁塗装施工事例122のお客様でした。

ベランダ廻りの植栽(ブドウ、アケビなど)を、とても大切にされている方でした。
外壁塗装の際、その木を伐採せずに養生して、工事終了後に復元したことを思い出しました。
幸いにブドウの木は元気だったようです。このことをたいへん喜んでいただいて、秋に、たわわに実ったブドウをお裾分け下さったわけです。
涙ぐんでしまいました。思いがけない贈り物、嬉しいお心遣い、粋なお計らいです……。

こちらのお客様は、3件の塗装業者から相見積もりを取っていらっしゃいました。ブドウの木の話をしたところ、当社以外の業者さんはすべて、伐採しなければできないとの返事だったそうです。
私たちはそんなに大事な木なら、できるだけのことをしたいと、伐採せずに塗装することにいたしました。お客様のお気持ちを考えれば、多少の作業性の悪さなんて問題になりません。養生も、長い間ビニールを被せていると木が枯れてしまいますから、布で覆いました。

私たちは、ただお客様のご要望に従って、自分の仕事に真剣に取り組んだだけですが、お客様が答を出してくださいました。今後の励みになる一房のブドウは、格別の味がします。

ウッドテラスを樹脂製に交換

このウッドテラスは、新築時に設置したものです。ところが、なんとわずか9年で、奥様が床を踏み抜いてしまいました。気づかないうちに腐食が進んでいたのです。

裏庭の湿気が多いところへ木製テラスを設置したのに、素木のままで塗装はしていません。特にメンテナンスのアドバイスもなかったようです。丸太と違い、製材した木は吸水性が高くなります。
ウッドテラス(ウッドデッキ)は自然素材の上、輸入木材では日本の風土に合いません。常に塗装等のメンテナンスを心がけないと、簡単に腐食します。シロアリの被害も心配です。
気分だけのナチュラル志向ではなく、DIYの意識を持って手入されることをお勧めしたいものです。

ウッドテラスの点検をしています。


樹脂製に交換をお薦めしました。


樹脂製のものに交換しました。


見た目はほとんど木製と変わりません。


これでシロアリの危険もなくなりました。